? 自動車保険の保険料率について

車の型式ごとに決められる自動車保険の保険料率

自動車保険の保険料を決める際には、自動車の型式が関係してきます。

自動車の型式は、国土交通大臣によって指定される自動車の分類指標ですが、道路運送車両法に基づいて、構造や性能などが同じ様な自動車を指定したものです。

型式別料率クラスとは、自動車検査証に記される型式によって決められる、自動車保険の保険料率のことです。

例え自分が1年間無事故で過ごしたとしても、その1年間に同じ型式の自動車が起こした事故の実績によって次の年の保険料が高くなる場合があります。

自家用車の普通乗用車や小型乗用車の場合、1から9段階のクラスに料率が設定され、事故が少なかった型式はクラスの数が減り、事故の多かった型式はクラスの数が多くなります。

1クラスの間での保険料の差は20%程で、数値が大きくなる程に保険料も値上がりします。

この、型式別料率クラスは、対人賠償や人身傷害などの保険の種類ごとに決められ、毎年見直されます。

また、軽四自動車と貨物自動車の場合は、車種や型式に影響されない一律料率となっています。
(正確には、軽自動車の保険料率の区分は「乗用」と「貨物」、つまり5ナンバーと4ナンバーの2種類にしか分けられていません。)

そして、自動車保険の保険料を決定する際には、ノンフリート等級別料率制度も重要です。

等級は1から20まであり、補償内容が同様の場合は等級の数が大きい程保険料が安くなります。

年齢にもよりますが、初めて自動車保険を契約する際は6か7等級から始まり、1年間の内に事故が無ければ1等級増え、事故があれば3等級減ります。

また、事故の中には保険を適用しても等級が減らない等級据え置き事故、1等級だけ等級がダウンする1等級ダウン事故というのもあります。

等級は前回の契約から引き継がれますし、等級のデータは保険会社各社共通のデータベースとして管理されていますので、保険会社を変更しても問題なく引き継がれます。

自動車保険で保険料に最も大きい影響を与えるのは、事故で保険金を受け取りノンフリート等級がダウンした場合でしょう。

以前から事故で保険を使った場合は等級が3等級ダウンするしくみでしたが、2013年からの等級制度改定で、通常の等級でなくペナルティーの強い「事故有等級」に移ってから3等級ダウンすることになりました。

通常等級での3等級ダウンに比べると文字通りダブルパンチの形になり、現在では事故有等級になると事故を起こす前の保険料よりかなり高い保険料を支払わなければならないことになっています。

車両保険など5万円や6万円程度の損害なら自動車保険を使わずに自腹で修理した方がお得になるほどです。

自動車保険に加入してるから多少の事故でも大丈夫なんて思っていると、いざという時とんでもないことになってしまいますよ。

保険は保険、安全運転は安全運転です。


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