保険料の決め方には5つの算定基準が設けられている

一般的な自動車保険は、自動車1台ごとに契約するノンフリート契約が主体です。

ノンフリート契約での保険料の決め方には、大きく分けて5つの算定基準が設けられています。

1つ目は、自動車の車種やグレード、型式や年式、新車であるかと言う事など、契約する自動車そのものに関しての項目です。

車種によって保険料に違いがでるのは、例えばスポーツタイプの車や若い人向けの車などは一般的なセダンなどに比べて事故発生の確率が高くなる傾向があるというように、車種の違いによる事故率の違いを保険料に反映させるためです。

軽自動車の任意保険の保険料が一般に普通車より安めなのは、このような事故による保険金支払いの確率が低めになるからです。

逆に、統計的に事故の発生による車両保険の支払いが多い車種などは、普通車でも通常の車種よりも保険料が高くなる傾向にあります。

2つ目は、契約する自動車の使用目的や使用頻度、走行距離や地域など自動車の使い方に関わる項目です。

3つ目は、ドライバーの年齢や免許証の色や運転歴など、自動車を使用する人物についての項目です。

4つ目は、保険の種類である担保、補償内容や掛け金の金額など、保険の種類に関わる項目です。

そして5つ目は、年齢や保険の使用歴に応じて決められるノンフリート等級別料率制度によるものです。

自動車保険に限らずどの保険でもそうですが、基本的に事故のリスクが低くなる程、保険料もおのずと下がります。

過去に交通事故などにより保険を使用した経験が反映される等級は、ノンフリート等級別料率によって示されます。

なお、10台以上の自動車を所有している場合はフリート契約が適用されます。

フリート契約でのフリート等級別料率は、自動車については関係なく、自動車の所有者である契約者ごとの単位で割増引率が決定されます。

また、自賠責保険の場合は、自動車損害賠償保障法に基づいて政令により決められています。

自賠責保険の保険料は車種や使用用途、使用される土地によって区分されます。

また、自賠責保険は保険会社の収益とは無関係になっていますので、保険会社によって保険料が変わるという事もありません。

自賠責保険は義務加入の強制保険、自動車保険の方は自由加入の任意保険ということにはなってはいますが、自賠責保険だけでは多額な損害賠償に対してのリスクが大きすぎ、実質的には両者が合わさってはじめていざという時の安心につながることになると思います。


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